
Go言語でAPIを活用したWEBアプリ開発を教えてくれるUdemyの講座はないのかな?

基礎からGo言語を学習しWEBアプリ開発まで網羅した講座はありますよ!
私がGo言語を学習するにあたり、Udemyの人気講師・シリコンバレーエンジニアの酒井潤氏のGo入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発を受講いたしましたので、その感想と受講にするにあたってのポイントをお伝えしていきます。
【Udemy】Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発について
Go言語は初心者向けの学習教材が他のプログラミング言語と比較して少ないのが現状です。
今回はGo言語初心者向けの貴重なUdemy講座・Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発を忖度なしでレビューしていきます。
概要
「Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発」は、現役のシリコンバレーエンジニア・酒井潤氏が講師の教材となります。
UdemyではPython3の講座が大人気で、私もPython3の基礎講座ではお世話になりました。
現在、シリコンバレーではバックエンド開発にGo言語の人気が上昇していることを酒井さん自身が実感しており、今後、Python人気同様にGo言語の人気も今以上になると予想しています。
そういった状況を踏まえて、UdemyでGo言語の初心者がからでも学習できる「Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発」の講座をスタートしました。
今回のGo言語コースでは、
を学習することができる初心者向けでもありながら、現役エンジニアでGo言語でアプリ開発したい方でも受講できる内容となっています。
実際の講義時間は15時間・レッスン数140(2021年9月現在)となっています。
では、このUdemyのGo言語コースを受講して学べることの詳細をお伝えしていきます。
どんなことを学ぶことができるのか
この講座を通して学べることは、
以上です。
Go言語の基本から学習することができるほかに、応用編としてWEBアプリ開発まで実践できます。
特に今回はビットフライヤーからデータを取得してシステムトレードができるアプリ開発まで講座で受講できるので、仕事でGo言語を使用する場面でも役立つ講座内容でしょう。
それでは次に、酒井潤さんのUdemyのGo言語コースの良い点と悪い点をお伝えしていきます。
UdemyのGo入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発の率直な感想
Udemyで講座を多数開催している酒井さんでも、新しい講座作りでは手探り状態で講座を作成していますので良い点と悪い点は必ずあります。
私が講座を受講しての率直な感想をお伝えしていきましょう。
良い点
良い点として下記にまとめてみました。
それでは、それぞれについてお伝えしていきましょう。
Go言語初心者でも基礎をきちんと学べる
Go言語の初学者でも体系的に基礎を習得できる内容になっています。
Go言語の基礎的なことを学習したい方にとっては、有意義な講座内容でしょう。
日本語のコンテンツでGo言語の基礎を学べるものもありますが、何らかのプログラミング言語を習得している方を対象にしているものが多いのが現状です。
そんな中、Udemyの講座で初心者でもGo言語を基礎から学べるのは貴重です。

できれば、講座の無料公開部分を視聴することをおすすめいたします。
この講座の無料視聴部分で、対象になる受講者についてきちんと酒井さんが話されているので、一度確認してみてから受講されることをおすすめいたします。
Go言語の主要な標準パッケージについて理解できる
Go言語には豊富な標準パッケージが用意されています。
しかし、豊富な標準パッケージが用意されていても全てを理解するのは学習効率においてもおすすめできるものではありません。
この講座では、Go言語でよく使用される標準パッケージに限定して詳細を解説してくれています。
まずは、Go言語の標準パッケージを利用して、プログラミングの楽しさを体感していきましょう。
便利なサードパーティのパッケージも紹介している
あなたのプログラミングを支援してくれる便利なサードパーティ製のパッケージも紹介しています。
サードパーティ製のパッケージは、実際にプログラミングで使用している方の意見はとても重要です。
必要であれば、あなたのGo言語でのアプリ開発に採用していきましょう。
1レッスンの時間が短く(長くても10分程度)復習もしやすい
1レッスンの時間は学習のモチベーション維持という点でも大事な要素のひとつです。
どうしても、1レッスンが10分程度でもコードを書いて確認したり、予期しないエラーがあれば対応する時間も考えればレッスン時間以上の時間を確保する必要があります。
特に、限られた学習時間の中であれば大事なことです。
あと、1レッスンの時間が短いということは、それだけ講座の内容が細分化されているので忘れてしまったことを確認するときも探しやすいですし復習もしやすくなります。
WEBアプリ開発の流れを理解できる
今回、作成するWEBアプリ開発は本格的な内容です。
私を含め、プログラミング初心者の方には敷居が高い開発になるかもしれませんが、アプリ開発の工程を体系的に学習できるのは良い点だと感じます。
そして、流れを確認していくだけでも自分に足りない知識が確認できます。
惜しかった点
それでは、あくまでも私が感じた惜しかった点を下記にまとめました。
説明に英単語が多用されている

これは仕方ないかな…って思います。
現役のシリコンバレーエンジニアなので、自然に英単語が説明で多用されます。
これは、私が酒井さんのPython3の講座を受講した時も感じた部分なので知ってはいましたが、受講しているうちに慣れてきます。
でも、初めて酒井さんの講座を受講される方は、若干、違和感があるかもしれません。
ポインタの説明が不十分
ポインタに関しては、私が購入した別のGo言語講座でも同様でした。
この講座でもポインタの章で22分(ポインタの実質的な説明は6分)と短いです。
それでも、パワーポイントのドキュメントでメモリでのやりとりを説明してくれるので全く理解できないということはないでしょう。
しかし、Go言語でポインタの使いどころを理解するには、C言語の未経験者であれば若干苦労するかもしれません。
それでも、無理やり理解しようとせずに先に講座を進めていくことで、ポインタの使いどころも何となく理解できてきます。
初心者には実践するWEBアプリ開発を最後までやり遂げるのは困難

あくまでも私が感じたことです…
Go言語の基礎的なところまでは初心者でも十分に講座内容は把握できます。
しかし、実践的なWEBアプリ開発は流れは理解できても、プログラムコードの詳細までは理解することが私にはできませんでした。
このWEBアプリ開発に関しては、他のプログラミング言語でWEB APIを使用したアプリ開発を経験した方であれば、とても有意義な講座内容なのかもしれません。
私はコードの写経はしましたが、無理に理解しようとしませんでしたし理解できません。
今の私の経験値では無理があるので、もう少し経験値を上げてから再挑戦します。
【Udemy】Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発を受講する時のポイント
講座の良い点や悪い点をお伝えしてきましたが、Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発を受講する上で最低限押さえておくポイントをお伝えしていきます。
VSCodeの基本的な使い方は知っておこう
講座内ではGoLandという有料の統合開発環境(IDE)が使用されます。
GoLandは30日間無料で使用できますが、現実的に考えてユーザー数の多いVSCodeでの受講となるでしょう。
そのためには、VSCodeの基本的な使い方を知っておくことが必要になります。
私もVSCodeで受講しましたので問題はありませんが、VSCodeでGo言語のデバック作業は知識必要なのでデバックに関しては動画視聴で確認することにとどめておきましょう。
ディレクトリ移動のLinuxコマンドだけは使いこなせておこう
Go言語はフォルダ管理が重要になりますから、Linuxコマンドの cd (チェンジディレクトリ)は使いこなせるようにしましょう。
VSCodeのターミナル機能を使用する時は、現在のフォルダ位置は把握できることも合わせて理解しておいた方がよいです。
WEBアプリ開発は応用編なので理解できないときは無理をしない
応用編のWEBアプリ開発で理解できなくても大丈夫です。
無理に理解しようとしても、徐々にモチベーションが下がるだけですしプログラミング学習の意欲低下にも繋がります。
写経するか動画視聴をして、WEBアプリ開発の流れだけを掴んでいきましょう。
【Udemy】Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発を受講した後は?
A Tour of Goに挑戦する!
A Tour of GoはGo言語初学者向けのコンテンツなのですが、プログラミングにあまり触れたことの無い方には若干難しいはずです。
まず、演習問題が難しいのと学習が進むに連れて解説がほとんどありません。
ですから、Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発でGo言語の基礎を学習した後あとに、試してみることをおすすめいたします。
他の書籍やUdemy講座にチャレンジする!
Go言語は、まだ新しいプログラミング言語なのでバージョンを重ねていくうちに変更点もあります。
書籍だと情報が古くなりがちなので、あまりおすすめいたしません。
酒井氏はUdemyでGo言語の講座を複数展開しています。
ブロックチェーンやドローン開発と興味があればチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。
【まとめ】Go入門 + 応用でビットコインのFintechアプリの開発
日本語によるGo言語の学習教材が少ない中、初心者でも受講できる貴重なUdemy教材であることは間違いありません。
Go言語を学びたい方であれば、基本から応用まで網羅している講座なのでお得な講座でもあります。
なんの学習教材でも同じなのですが、この講座だけでGo言語を理解するのは難しいです。
わからないことはGoogleで検索したり、本当にわからなければUdemyでは質問できるので積極的に活用していきましょう。
私はGo言語の可能性を感じた講座でした。
Go言語を体系的に学びたいのであればおすすめいたします。
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