
Goをインストールするなら、公式サイトからダウンロード!
今回はubuntu系Linux方でaptコマンドでGo言語をインストールした方へ、Goの公式サイトからファイルをダウンロードしてインストールした方が良いという内容です。
その理由やインストール方法、aptコマンドでインストールしたGoのアンインストールまでお伝えしていきます。
aptのGoバージョンは古すぎる
2021年8月16日にGoのバージョンは 1.17
になりました。
ただ、8月29日現在でもaptでインストールできる最新バージョンは 1.16.7
です。

ちょっと更新が遅すぎますね…
ちなみに、下記のaptコマンドで通常インストールされるバージョンは 1.13
となります。
$ sudo apt install golang
さらに新しいバージョンをインストールするには、下記のコマンドが必要です。
// Goの最新版を確認
$ sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports
// 最新版があれば
$ sudo apt update
// Goをインストール
$ sudo apt install golang
コマンドをターミナルから入力するだけなので、私はaptでGoのインストールと最新版の移行を管理していたのですが、今回ばかりは更新が遅すぎます。
Goは2009年のリリースされた新しいプログラミング言語なので、バージョンによる仕様変更もあり、できれば情報収集しながら最新版を使用したいのです。

10日以上待って更新されないなら、公式サイトからダウンロードしよう!
という経緯に至りました。
aptでインストールしたGoのアンインストール方法
aptでインストールしたGoは、aptコマンドでアンインストールしないといけません。
下記のコマンドで、aptでインストールしたGoはきれいさっぱりアンインストールできます。
// Goのアンインストール
$ sudo apt-get remove golang-go
$ sudo apt-get remove --auto-remove golang-go
// Goの設定関連情報も消去
$ sudo apt-get purge golang*

aptでインストールしたら、aptでアンインストールが鉄則です!
Goを公式サイトからダウンロードしてインストール
Goを公式サイトからダウンロードしてインストール方法を以下の通りです。
// Goの最新版をダウンロード(2021.08.29現在)
$ wget https://dl.google.com/go/go1.17.linux-amd64.tar.gz
// Goのフォルダを移動して解凍
$ sudo tar -C /usr/local -xzf go1.17.linux-amd64.tar.gz
// .profile を開いて末尾に記述(PATHを通す)
export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
// .profile をリフレッシュ
$ source .profile
// Goのバージョン確認
$ go version
go version go1.17 linux/amd64

aptコマンドでインストールするのと変わらないくらい簡単です!
【最後に】Goの最新版インストールについて
Goの最新版のインストールと、aptコマンドでのGoのバージョン管理を諦めた理由をお伝えしてきました。
今までのaptでの更新はマイナー的なバージョンアップで3日ほど待っていれば大丈夫でしたが、今回はさすがに長すぎました。
今後のことを考えると、公式サイトからのインストールで良かったかなと思っています。
あと、一度公式サイトからファイルをダウンロードした場合、go
コマンドでアップデートできるらしいので次回のバージョンアップのときに試してみます。
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